yu and ai.

アラサー夫婦で世界一周中◎

【ラオス ルアンパバーン】信仰と観光 2019.11.23

こんにちは、夫yuです。
ルアンパバーンといえば托鉢です。世界文化遺産にも登録されており、これを目当てに多くの観光客が訪れます。もちろん僕たちもその一員です。
早朝5:30、大通りは既に多くの観光客で溢れかえっていました。

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料金を払えば、観光客でも托鉢を体験できるようで、大通りで托鉢をしているのはほとんどが観光客のようでした。

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もちろん、これも托鉢には違いないのですが、何か物足りなさを感じました。

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諦めきれず歩き回っていると、裏通りで地元のおばあさんが托鉢をしているのを見かけました。

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托鉢【ルアンパバーン 2019.11.23】

何だか申し訳ない気もしたのですが、誘惑に負けて写真を撮ってしまいました。
信教は何かと問われると無宗教と答えてしまう僕ですが、海外に出ると自然と宗教に向き合う機会が多くなります。
このおばあさんがどのような想いで托鉢をしているのか、観光客の僕にはまったく想像もつきませんが、この光景を観光資源としてしまうのはどうなのだろうと考える良心も多少は持ち合わせているようです。
托鉢を堪能したので、昼からはクアンシーの滝にでかけました。托鉢と並ぶルアンパバーンの観光スポットで、むしろこれくらいしか見るものはないと言っても過言ではないです。
ツアー会社のバンに押し込められて、悪路を1時間、車酔いで吐きそうになりました。
ただ、苦行に耐えた価値はありました。
棚田のような岩をサラサラと流れる青みがかった乳白色の水、とても神秘的な光景です。

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騒々しい中国人の集団さえいなければ、あと10年早く来ていればと、少しの口惜しさを覚えました。
托鉢も滝も素晴らしい観光資源ですが、観光地化されることで褪せていく魅力もあると思います。
観光客の僕が言うのもなんですが。